意外と費用がかかる、文章系の社会人サークル

サークル活動というものは、基本的にお金がかかります。それは、学校の部活であっても、社会人サークルであっても、費用が何かしらかかることは避けられません。特に社会人にもなると、働いている分、自分でお金を持っているわけですから、また学生の時とは違い、自分で責任のある行動を取るわけですから、金銭面についてはシビアに考えないといけません。私は三年ほど、自分で社会人サークルを立ち上げて、文章系のサークルを運営していたことがありました。主宰である私は、作品内容の制作そのものから、実際的なサークルの運営まで、すべて仕切っていました。基本的に私個人が活動するサークルでしたが、しかし実際には私の小説に挿絵を付ける絵師さんや即売会で販売を手伝ってくれる売り子さんなど、色々な人たちをサークルに呼び込んで活動していました。

文章系の社会人サークルですが、まず、作品を創ることそれ自体にお金がかかります。製作費というやつです。製作費には、作品の先行研究が必要なので、また作品を実際に書くための資料が必要なので、文献を揃えます。書くためには読む量もそれなりにあるわけです。さらに絵師さんを雇い、挿絵を付けてもらう場合、ここでも費用はかかります。友人知人でただで描いてくれる人がいればそれでいいですが、そうでない場合、ネットでつかまえてきた他人に描いてもらうわけで、多少の謝礼は出すことになります。そして作品は自前のパソコンで書くわけですが、プリントアウトにも費用がかかります。ページ数がそんなにないものであれば自宅のプリンターでプリントアウトするわけですが、ページ数が多いものに関しては、コンビニでお金を出して、高速度のプリンターを使わせてもらいます。さらには、イベント代でも費用がかかるわけです。同人誌即売会への参加費、そこへ行くまでの交通費、会場での食費、売り子さんを雇う謝礼、打ち上げがあればその食費、とお金は消えていきます。文章系の社会人サークルは、本を読んだり、文章を書いたりするだけのサークル、というイメージなので、あまり費用をかけずに活動できるお手軽な活動と思われることもあります。

しかし、上記のように、文章系であっても、それが同人系のサークルである限り、実際に自分で出版してイベントに参加したりするわけですから、お金が全くかからないお手軽なもの、と考えるのは幻想に過ぎません。しかしお金がかかる分、もちろん金銭面での利益なんてものもほとんどないわけですが、多少のメリットはあります。人から干渉されず自分の書きたいものが好きなように書け、自分と同じ趣味の友達を引き寄せられる、という意味では、お金に代えられない何かが手に入る活動ではあるはず、と個人的には思います。

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